酵素玄米を作るときの最大のポイントは「炊飯器」です。
もっとおいしい玄米ごはんを作りたいという方は、記事の内容を参考にしながら、炊飯器選びと炊飯のコツをマスターしてください。
また、酵素玄米を使ったおすすめレシピもご紹介しているので、ごはんにバリエーションがほしいという方にとっても参考になる記事です。
酵素玄米作りでは炊飯器が重要
おいしい酵素玄米を作るためには「炊飯器」が重要なポイントです。
白米用の炊飯器では長期間に渡り保温を続けられるように作られていないことから、保温熟成中にごはんがパリパリに乾燥してしまったり、雑菌が繁殖してしまったりする可能性があります。
そのため、安全においしく玄米を熟成させるためには、ベストな保温状態に保つことが何よりも大切になってきます。
酵素玄米が完成するまでには3~4日間の保温熟成期間が必要だとされていますが、モチモチとしたおいしいごはんを作るためには、玄米に適した保温熟成が行える炊飯器を使うことが最大のポイントとなるでしょう。
酵素玄米を炊飯器でおいしく炊くコツ
それでは、酵素玄米をおいしく作るためのコツをご紹介します。
ご紹介するポイントを守りながら作れば、きっとモチモチとした食感がおいしい、極上のごはんが完成するでしょう。
酵素玄米専用の炊飯器で炊くこと
酵素玄米をおいしく作るための最大のコツは、専用の炊飯器を使うことです。
専用の炊飯器であれば、保温熟成中にごはんが乾燥してしまったり、雑菌が繁殖してしまったりする心配も少なくなります。
玄米の熟成に特化した機能性となっていることから、お米のモチモチ感と旨味を最大限に引き出してくれることでしょう。
1日1回天地を返すように混ぜること
酵素玄米づくりで欠かせない作業といえば、1日1回、天地を返すように全体を混ぜることです。
ごはん全体を混ぜることで、空気中の「好気性菌」を混ぜ込めるようになるため酵素の発生を促すことができるだけでなく、雑菌の繁殖も予防することができるとされています。
保温熟成を行っている間は、必ず1日に1回、全体をひっくり返すように混ぜるようにしてください。
泡立て器で全体をまぜて浸水させる
柔らかめの酵素玄米がお好みであれば、炊飯前に泡立て器で全体をまぜてしっかりと浸水させましょう。
玄米は外皮が残っていることから白米よりも吸水性が低く、そのまま炊飯すると少し固めに炊きあがることも少なくありません。
しかし、泡立て器で混ぜて外皮に傷をつければ吸水性が高まり、そのまま炊飯したときと比べて柔らかい炊きあがりとなります。
柔らかいごはんは消化性も上がることから、玄米で消化不良を起こす、胃が弱いという方はぜひ試してみてください。
酵素玄米を使ったおすすめレシピ
最後に、酵素玄米を使ったおすすめのレシピを2つご紹介します。
酵素玄米で作るそぼろ丼
通常の酵素玄米ごはんに飽きてしまったときに嬉しい、簡単につくれるそぼろ丼のレシピをご紹介します。
具材をごはんに乗せるだけでいつもと違う味が楽しめるようになるため、具材を変えて、お好みの材料でレシピを試してみてください。
【材料】(1人分)
・ごはん 1人分
・玉ねぎ 1/2個
・ニンジン 1/4個
・ミンチ 70g
・醤油麹 大さじ1杯
・みりん 小さじ2杯
【作り方】
1.玉ねぎとニンジンをみじん切りにする
2.油を敷いたフライパンで玉ねぎとニンジンを炒める
3.2にミンチ・醤油麹・みりんを加える
4.ごはんを器によそう
5.4に3の具材を乗せたら完成
酵素玄米を使ったパン
完成した酵素玄米を使えば、グルテンルフリーのパンも作れます。
小麦アレルギーやセリアック病の方はもちろん、玄米の栄養素を摂取しながらパンを食べたいときにも簡単に実践できるレシピです。
【材料】(1個分)
・ごはん 30g
・米粉 25g
・豆乳 30g
・塩 少々
【作り方】
1.保温熟成を終えたごはんに豆乳を入れる
2.1を潰しながらよく混ぜる
3.2に米粉と塩を入れてさらに混ぜる
4.3を丸い形に成形する
5.オーブンを180度に予熱しておく
6.成形したパン種を30分焼いたら完成
酵素玄米づくりのコツは炊飯器!アレンジレシピで食生活をもっと豊かに!
おいしい酵素玄米を作るためのコツは、なんと言っても「専用炊飯器」を使うことです。
専用炊飯器を使い、さらにご紹介した炊飯のコツをマスターすれば、お米のモチモチ感と旨味を存分に引き出すことができ、今までとはひと味違う極上の玄米ごはんが味わえるようになるでしょう。
また、玄米ごはんを使ったアレンジレシピにもぜひ挑戦してみてください。
「通常のごはんに飽きてしまった…」という際にも、アレンジレシピを知っていればより食事を楽しめるようになること間違いなしです。