炊飯器には「マイコン式」と「IH式」の2種類があることをご存知でしょうか。
それぞれ炊飯器として異なった特徴を持っているため、炊飯器を選ぶ際には、まずは種類ごとの特徴について把握してから選ぶことが大切です。
そこで今回の記事では、2種類の炊飯器の特徴と、それぞれのおすすめ炊飯器をご紹介します。
炊飯器のマイコン式とIH式の特徴
まずは炊飯器の種類についてそれぞれの特徴を確認していきましょう。
マイコン式炊飯器の特徴
マイコン式炊飯器とは、釜の底にあるヒーターで加熱するタイプの炊飯器のことです。
マイコンとは炊飯器を制御する小さな電子部品のこと。
マイコン式炊飯器はマイコンを使って火力をコントロールし、ヒーターで内釜を温めることによって炊飯を行います。
仕組みが簡単なため安価に購入でき、故障しづらいというメリットがあります。しかし、3合以上の炊飯では炊きむらが起きてしまうこともあり、味はIH式に劣ると言われています。
加熱部分が釜の底にしかないことから大量の炊飯には向きませんが、価格が手頃で耐久性があることがマイコン式炊飯器の特徴です。
IH式炊飯器の特徴
IH式炊飯器の特徴は、内釜自体が熱を発して全体を加熱するタイプの炊飯器のことです。
現在の炊飯器の主流であり、IHの圧力炊飯器はおいしくご飯を食べたい方から高い人気を誇っています。
「電磁誘導加熱」という電磁力で内釜全体を発熱させ、マイコン式に比べて火力が高いことから、炊きむらができにくく100℃以上の高温でふっくらモチモチとしたおいしいごはんを炊き上げてくれます。
しかし、価格は高価であり、炊飯器から発せられる電磁波が気になるという方もいます。
内釜自体が熱を発することからおいしく炊飯できるものの、価格や電磁波がデメリットとなるのがIH式炊飯器の特徴です。
マイコン式とIH式の酵素玄米専用炊飯器を比較
それでは、マイコン式とIH式の酵素玄米専用炊飯器を比較してみましょう。
【マイコン式】Premium New 圧力名人
『Premium New 圧力名人』は、保温熟成不要の酵素玄米専用炊飯器の最新型です。
炊飯に最適な圧力と過熱を実現しており、マイコン式でありながら炊きむらがなく、IH式炊飯器の上を行くモチモチとしたおいしい酵素玄米を炊き上げる機能を備えています。
さらに、内釜の形状をSラインにすることで熱対流を改善していることから、保温熟成の期間が不要で、炊きあがった直後から酵素玄米ごはんを食べることが可能になっています。
税込通常価格が72,600円と、価格はIH式炊飯器より抑えられています。
マイコン式酵素玄米専用炊飯器の中でも、手軽さ・おいしさともに最もおすすめできる最新型炊飯器です。
【IH式】IH発芽玄米炊飯器 CUCKOO 発芽マイスターDX
『発芽マイスターDX』は、IH式ならではのおいしい炊きあがりが最大の特徴です。
お米の芯までしっかりと熱が通る2気圧を採用していることから、プロが炊飯したようなおいしい酵素玄米が作れると評価を得ています。
また、長期保温に対応するために蒸気が漏れない構造を作り上げ、ごはんが乾燥してしまうことを予防してくれます。
価格は税込通常価格が126500円と、『Premium New 圧力名人』に比べると少々高めです。
しかし、ごはんのおいしさにこだわって炊飯器を購入したいと考えている方におすすめします。
正しく美味しい酵素玄米を炊くなら専用炊飯器がベスト
おいしく酵素玄米を炊くなら、酵素玄米専用炊飯器を使うようにしてください。
通常の白米用の炊飯器は保温熟成をするための作りになっておらず、熟成に最適な温度にならなかったり、ごはんが腐敗してしまったり、パサパサに乾燥してしまったり…などの弊害が現れます。
しかし、酵素玄米専用炊飯器であれば、熟成に適した保温状態を作り出してくれることから、モチモチとした理想的な状態の酵素玄米を簡単に作ることが可能です。
最新型炊飯器の中には、「Premium New 圧力名人」のように独自のアルゴリズムを使用し、炊きあがり直後から熟成が完了した酵素玄米を食べられる優れた機種も存在します。
正しくおいしい酵素玄米を炊くなら、酵素玄米炊飯器を使うことがベストです。
炊飯器選びはマイコン式・IH式の違いを把握してから
酵素玄米炊飯器を選ぶ際には、マイコン式とIH式の特徴と違いについて把握してから選ぶことが大切です。
マイコン式は炊きむらができることがありますが価格が安価で壊れにくく、IH式は価格は高価であるものの、炊きむらが起こりにくく、おいしいごはんを炊き上げます。
しかし、最新型酵素玄米炊飯器を比較してみると、マイコン式であってもIH式と変わらない炊きあがりを実現させるものもあります。
2種類の炊飯器の特徴を把握したら、機種ごとの特徴も比較し、予算内で炊飯器を購入されることをおすすめします。