「炊飯器に炭を入れるとおいしいごはんが炊ける」という話をよく耳にしますが、なぜ炭でおいしいごはんが炊けるようになるかご存知でしょうか。
実は炭には消臭作用・抗菌作用に加え、お米の旨味を引き出してくれる作用があります。
今回の記事では、おいしいごはんを炊くために欠かせない存在である炭のパワーと、おいしい酵素玄米を作るためのポイントについて確認していきましょう。
炊飯器に炭を入れるとご飯が美味しく炊ける理由
炊飯器に炭を入れるとおいしいごはんが炊けると言われることには、次のような理由があります。
お米や水道水のニオイを除去してくれる
炭には消臭効果があることから、お米や水道水のニオイを取り除いてくれます。
水道水の中にはごはんの味やニオイに悪影響を与える成分が含まれており、カルキ臭さなどを感じるものですが、炭には余分な成分を吸着する作用があることから水道水の中のニオイ成分も吸着してくれるのです。
さらに、玄米が持つ特有のヌカ臭さも吸着してくれるため、癖のないおいしいごはんを炊き上げられるようになります。
炊きあがったごはんのニオイが気になるという方は、消臭効果を持つ炭を炊飯に活用してみてください。
お米の旨味を引き出してくれる
炭を入れてごはんを炊くと、お米が本来持っている旨味が引き出されます。
炭に含まれるカリウムやマグネシウムなどのミネラルが炊飯中に溶け出すことによって、デンプン分解酵素の働きが活発になり、お米の持つ旨味・甘み・軟らかさが増すためです。
酵素玄米を作っても硬い、旨味が足りないと感じられるようなら、炭が持つミネラルの効果を活用することがおすすめです。
炭を使ってデンプンの糊化を促せば、お米が持っている本来のおいしさを引き出せるはずです。
抗菌作用によりごはんを清潔に保ってくれる
竹炭には竹の持つ抗菌作用がそのまま活かされており、ごはんを清潔に保ってくれます。
竹炭は弱アルカリ性からアルカリ性であることから、弱酸性を好みがちな細菌を除去するために役立つ存在です。
酵素玄米は長期間に渡り保温し続けることから、管理に失敗すると細菌が繁殖してしまうこともあります。
しかし竹炭の持つ抗菌作用を活用すれば、より安全性の高いごはんが食べられるでしょう。
抗酸化作用によっておいしさを保ってくれる
炭には抗酸化作用があり、長時間に渡りごはんのおいしさを保つための役割も果たします。
「酸化」とは酸素に触れて劣化することを指します。
ごはんも酸素に触れると酸化し、黄ばんだりおいしさが損なわれたりしますが、抗酸化作用によって酸化を予防できれば、ごはんのおいしさをキープしやすくなります。
特に酵素玄米は長期間に渡り炊飯器の中で保温し続けるため、酸素にさらされがちです。
しかし、抗酸化作用を持つ炭を入れて炊けば、保温し続けても炊きあがりのおいしさが失われにくくなるでしょう。
『Premium New 圧力名人』は釜やパッキン素材に炭を採用
最新型酵素玄米専用炊飯器の『Premium New 圧力名人』は、釜やパッキン素材に炭を採用しています。
内釜は炭・鉄・ブラックダイヤモンドによりコーティングされていることから、消臭効果により玄米特有のニオイを消し、さらに優れた抗菌性で常に清潔を保ちます。
また、独自アルゴリズムによる最適な圧力・加熱と炭のパワーにより、炊きむらのないモチモチとしたおいしい酵素玄米を炊き上げることが可能になっています。
『Premium New 圧力名人』は、技術力と炭のパワーを活用することで、よりおいしく安全性の高い酵素玄米を完成させます。
酵素玄米を始めるならより美味しく炊ける炊飯器を選ぶ
酵素玄米生活を始めるなら、おいしく炊ける炊飯器を選ぶことが最も重要です。
まず、白米用の炊飯器では玄米を正しく炊くことはできません。
白米炊き用の製品では圧力が足りず玄米炊きに適していないうえに、保温熟成中にごはんが乾燥してパリパリになってしまったり、腐敗して食べられなくなったりしてしまうことも。
そのため、酵素玄米を作るなら酵素玄米専用の炊飯器の中から機種ごとの特徴を比較し、最もおいしく炊ける炊飯器を選ぶようにしてください。
おいしい酵素玄米づくり欠かせない「炭」
おいしい酵素玄米をつくるためには、「炭」の存在が欠かせません。
炭には消臭作用・抗菌作用・抗酸化作用に加えて、お米の旨味や甘みを引き出してくれるという作用もあります。
ただ炭を入れるだけでごはんがおいしく炊きあがるのであれば、ぜひとも活用したいと思われるでしょうが、素材に炭を使った炊飯器を使えば炭を用意する必要はありません。
今回の記事でご紹介した『Premium New 圧力名人』は、炭のパワーと技術力の双方によっておいしいごはんを炊き上げてくれるおすすめの酵素玄米専用炊飯器です。