酵素玄米がうまく炊けない?正しい炊き方のコツを解説します。

「酵素玄米がうまく炊けない」と悩んでいる方は多いようです。
うまく炊けないときには、温度が適切でない、浸水時間が足りないなどの理由が考えられますが、うまく炊けない最大の理由は「一般的な炊飯器を使っていること」でしょう。
そこで今回の記事では、酵素玄米をうまく炊くためのコツと、専用炊飯器を使うメリットをご紹介します。

酵素玄米がうまく炊けない理由とは?

酵素玄米がうまく炊けないなら、次のような理由が考えられます。

保温時の温度が適切ではない

保温時の温度が適切でないと、パサパサとした食感の酵素玄米になってしまいます。
温度が高すぎるとジャーの中の水分が蒸発してしまうことが原因です。
保温しているジャーが適切な温度になっているか確認し、水分を失わせないようにしてください。

浸水時間が短い

炊飯前の浸水時間が短いことも、酵素玄米がうまく炊けない原因のひとつです。
白米と違いぬか層がついたままになっている玄米は、白米よりも水分吸収率が低く、浸水時間が短いと硬く炊きあがってしまいます。
ご飯が硬くなりうまく炊けないという場合は、6時間以上水に浸けるなど、浸水時間を長めにしておくと良いでしょう。

一般的な炊飯器で炊いている

酵素玄米がうまく炊けない最大の理由は、一般的な炊飯器で炊くことです。
酵素玄米づくりでは、他のご飯にはない「保温熟成」という期間が必要であることから、専用の炊飯器で炊くことが推奨されます。
一般的な炊飯器は保温熟成をするための機能が備わっていないため、うまく炊くことは難しいでしょう。

酵素玄米炊飯器と一般的な炊飯器の違いとは

酵素玄米炊飯器と一般的な炊飯器の違いについて確認していきましょう。

水分と温度が保温熟成用に管理される

酵素玄米炊飯器は、内部の水分量と温度が保温熟成用にしっかりと管理されています。
一般的な炊飯器は一時的な保温機能しか搭載していないため、長期間に渡り保温熟成をさせると、水分が失われパサパサになりうまく炊けないことも。
しかし専用炊飯器であれば、ジャーの中を保温熟成に最適な状態に保つため、3日間の熟成期間が過ぎた後もおいしい酵素玄米が食べられます。

ボタン1つで発芽と炊飯が完了する

自動的に玄米を発芽させ、炊飯してくれる機能が搭載されている専用炊飯器もあります。
玄米にはアブシジン酸という発芽抑制物質が含まれており、活性酸素を発生させる可能性があるとも言われていますが、発芽後であれば悪影響を受ける心配はありません。
一般的な炊飯器では玄米を発芽させる機能がないため、自分で発芽させる必要がありますが、専用炊飯器であれば発芽から炊飯まで自動的に行なってくれるので、簡単に安全な玄米が食べられます。

ふっくらとやわらかい玄米が炊きあがる

酵素玄米炊飯器と一般的な炊飯器の違いは、やはり炊きあがりの完成度にあります。
一般的な炊飯器では玄米をふっくらと炊くことは難しく、うまく炊けないことが多くなりますが、専用炊飯器であれば白米と変わらないくらい、ふっくらとやわらかなご飯になるでしょう。

酵素玄米炊飯器で美味しく炊くコツ

酵素玄米炊飯器でおいしく炊くためのコツをご紹介します。

保温の温度と時間を適切にする

酵素玄米をおいしく食べるためには、保温の温度と時間が大切です。
保温熟成に最適な温度は70~74℃とされていますが、専用炊飯器なら1℃単位で設定できるので、炊きあがりの様子を見ながら、最適な温度に設定してください。
熟成時間は3~4日間は必要です。
もちろん1~2日目でも食べられますが、モチモチとした食感のおいしいご飯を作るためには、70~74℃に設定したまま3~4日間熟成させるようにしましょう。

水加減を調整する

パサパサした酵素玄米になってうまく炊けない場合は、水加減を調整しましょう。
専用炊飯器を使ったとしても、水加減が間違っていればうまく炊けないことは当然です。
基本は専用炊飯器規定の水量を入れれば問題ありませんが、米の品種、炊きあがりの加減と好みにあわせて、水の量を微調整してみてください。

酵素玄米がうまく炊けないなら専用炊飯器を使って

「酵素玄米がうまく炊けない…」と感じられたら、まずは専用炊飯器を使うことをおすすめします。
専用炊飯器ならふっくらとやわらかい玄米を炊くことができ、さらに保温熟成に最適な状態を保ってくれることから、水分が失われたりベタッとした食感になったりすることを防げます。
一般的な炊飯器でうまく炊けないと感じている方は、ぜひ専用炊飯器を使って、モッチリとしたおいしい酵素玄米を味わってください。

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