酵素玄米は長期間に渡りずっと保温し続けなければならず、「炊飯器の電気代が気になる」という方も少なくありません。
そこで今回の記事では、通常の炊飯器と酵素玄米用の炊飯器の電気代について調査し、比較しています。
また、食事のコストを減らすためのコツも解説しているので、これからの食生活の参考にしてください。
酵素玄米を作る炊飯器やジャーの電気代はどれ位?
まずは、一般的な白米兼用の炊飯器・保温ジャーと、酵素玄米専用の炊飯器の電気代と消費電力を比較してみました。
メーカー | 炊飯器・ジャー | 消費電力 | 電気代 (1日あたり) |
|
白米兼用 | タイガー | 保温専用電子ジャー 保温ジャー 1升 | 28W | 約17円 |
タイガー | 保温専用電子ジャー カトレア 炊きたて | 22W | 約14円 | |
28W | 約17円 | |||
32W | 約20円 | |||
象印 | 電子保温ジャー しあわせ スイートピー | 24W | 約15円 | |
26W | 約16円 | |||
象印 | 電子保温ジャー 2升2合 | 37~65W | 23~40円 | |
タイガー | 電子ジャー 二升2合 ステンレス | 35W | 約22円 | |
酵素玄米専用 | Hatsuga | なでしこ健康生活 | – | 約18円 |
CUCKOO | 圧力名人DX | – | 約28円 |
※1kWhあたり27円単価で計算
酵素玄米専用の炊飯器は、下部の2製品です。
「圧力名人DX」と「なでしこ健康生活」が酵素玄米専用の炊飯器ですが、他の炊飯器と比較してみると電気代に大差はなく、むしろ白米用の炊飯器を使うよりもリーズナブルだと考えられます。
酵素玄米を保温するのにかかる電気代
次に、酵素玄米を保温するために必要な電気代をご紹介します。
メーカー | 炊飯器 | 保温時電気代 (1時間あたり) |
保温時電気代 (1日あたり) |
Hatsuga | なでしこ健康生活 | 0.71円 | 17.04円 |
CUCKOO | 圧力名人DX | 1.00円 | 24円 |
CUCKOO | New圧力名人 | 0.59円 | 14.16円 |
酵素玄米Labo | 酵素玄米Labo | 0.39円 | 9.36円 |
ふじ酵素玄米キッチン | 酵素玄米Pro2 | 0.82円 | 19.68円 |
※1kWhあたり27円単価で計算
上記の表では酵素玄米専用の炊飯器における保温時の電気代をご紹介しましたが、いずれにしても安価であることがわかります。
最も高額になる「圧力名人DX」でも1日あたり24円となっており、最も低額である「酵素玄米Labo」の9.36円と比較すると、15円程度の差しかありません。
以上の結果から、炊飯器を選ぶなら保温時の電気代を比較するよりも、機能性や利便性に優れた炊飯器を選ぶほうがおすすめだと考えられます。
酵素玄米の節約のコツ
節約しながら酵素玄米を続けるためには、次のような節約のコツが有効です。
1回の炊飯量を多めにすること
1回の炊飯量を多めにすると、炊飯の回数が少なくなり、結果的に電気代の節約に繋がります。
炊飯器は保温より炊飯で電力を消費することから、炊飯の回数を少なくしたほうがお得です。
酵素玄米は大量に炊いても長期間に渡り保温しておけるので、一度にできるだけたくさんの玄米を炊いて、1週間程度で食べ切れるように計画すると節約できるでしょう。
もし食べきれないようであれば、冷凍保存しておく方法もあります。
炊飯器の電気代が気になる方は、1回の炊飯量を多めにすると効果的です。
節約レシピを活用すること
酵素玄米をお得に続けるためには、おかずの価格に気をつけることも必要です。
比較的安価な食材を使った節約レシピを活用することで、トータルでの食費を抑えることができるようになります。
リーズナブルな料理としては、具体的に次のようなものが代表的です。
・豆腐ハンバーグ
・豚肉ともやしの炒めもの
・サバ缶料理
・きのこのオムレツ
・じゃがいもと豆腐のクリームグラタン
・鶏むね肉のステーキ
上記のように、季節に関係なく価格が安定したおかずを作ることで、全体の食費を安くしていくことが可能。
酵素玄米づくりに必要なコストだけを考えるのではなく、おかずやその他の調理コストなども総合的に考えて食費を抑えていくようにしてください。
酵素玄米にかかる電気代は安価!その他のコストも抑えて食費節約を
酵素玄米の炊飯と保温に必要な電気代は、想像よりも安価だったのではないでしょうか。
さらに節約しながら玄米食を続けていくためには、節約レシピを活用することや、1回の炊飯量を多めにすることなど、ちょっとしたコツを抑えることが大切です。
長期間に渡り保温を続けていると、炊飯器の電気代が気になってしまうものですが、今回の調査の結果では「心配がない」と言える結果になりました。
むしろ、炊飯回数が少なくなる分、白米よりも電気代が節約できる可能性もあるでしょう。