酵素玄米が乾燥した時のコツ!霧吹きで調整する

酵素玄米が乾燥するときの対処法について解説します。
玄米を何日も保温し続けると、白米を保温しているときのようにパリパリに乾燥してしまいます。
乾燥したお米は、食感が悪く味も悪くなってしまうので、乾燥を予防することが大切。
そこで霧吹きを使ってお米を保湿し、乾燥を予防するための方法をご紹介します。

酵素玄米は日が経つとバリバリに乾燥?

酵素玄米は何日かに分けて食べると、パリパリに乾燥してしまうことがあります。
玄米が乾燥しやすくなる日数や理由についてご紹介します。

酵素玄米の水分は保温熟成中に失われる

酵素玄米を作るためには、3日以上保温熟成し続けなければならず、保温熟成中に水分が失われて乾燥してしまいます。
白米でも同様ですが、保温し続けると熱によってお米内部の水分は蒸発していき、いずれパリパリに乾燥してしまうことに。
保温し続けて3日目からが食べごろだと言われ、3日目以降も保温し続けながら食べきるのが酵素玄米の食べ方であるため、保温により失われる水分量も白米とは比較になりません。
そのため、長期間に渡る保温が必要な酵素玄米づくりでは、途中で乾燥してパリパリになり、失敗してしまうというケースも多く存在します。

乾燥しやすくなるのは3日目から

玄米が乾燥しやすくなるのは、食べ頃だとされる3日目頃からです。
そのため、1~2日目に丁寧に保温熟成させていたとしても、いざ食べようとしたら乾燥してしまっていた…という自体に陥ることも。
そして、3日目に乾燥しかけているという場合は、4日目、5日目と日が経つごとに、さらにお米が固く乾燥していってしまうこともあります。
もし3日目に食べられる状態を保っていたとしても、モチモチとした特有の食感が生まれなかったり、パサパサとしておいしくない状態になってしまうことも少なくありません。

酵素玄米が乾燥した場合の栄養価

酵素玄米が乾燥した場合でも、栄養価は変わらないと言われています。
そのため、栄養価だけを重視するのであれば、乾燥したまま食べることも可能です。
しかし、やはり食事はおいしく食べてこそ、なので特有のモチモチとした食感を味わえたほうが良いことは間違いありません。
お米が乾燥してしまっても玄米の栄養価を得ることはできますが、やはり食べ物としておいしく味わうためには乾燥を予防することが大切です。

乾燥予防は毎日混ぜる時に霧吹きする

酵素玄米の乾燥を予防するためには、かき混ぜるときに霧吹きで水分を与えてあげることが効果的です。

霧吹きで乾燥を防ぐ方法

霧吹きで玄米の乾燥を防ぐための方法は、全体に水分を与えてかき混ぜるだけです。
玄米を保温熟成させるときには、1日1回、天地をひっくり返すようにかき混ぜる必要があります。
かき混ぜる前にお米に霧吹きで水をかけて、それから通常通りに天地を返すように混ぜれば、お米全体に水分が行き渡って乾燥を防ぐことに役立ちます。

霧吹きで水分を与えたときの効果

玄米に霧吹きで水分を与える効果は、お米が乾燥することを防ぎ、モチモチとした食感を残すことです。
乾燥してパリパリになったお米は、当然のことながら食感が悪くなり、お米本来のおいしさが損なわれてしまいます。
しかし、水分を保つよう保湿をしてあげることによって、何日かに分けて酵素玄米を食べる場合でも、最後までモチモチとしたおいしい食感が楽しめるようになるでしょう。

酵素玄米をモチモチ食感にするには炊飯器も重要

また、酵素玄米をモチモチしたおいしい食感にするには、専用の炊飯器を使うことも欠かせません。
白米用の炊飯器では長時間の保温を想定した作りになっていないため、簡単にお米が乾燥してしまいます。
しかし、専用炊飯器は「長期間の保温熟成」を前提として作られていることから、保温熟成中でもお米の乾燥を防ぐための機能が搭載されているためです。
また、玄米炊飯に適した炊き方で炊いてくれることも、乾燥しにくい理由のひとつだと言えます。
専用炊飯器を使えば、霧吹きを使って毎日水分を与えるという面倒な手間も必要なく、おいしいモチモチのご飯を食べられるようになるでしょう。

酵素玄米の乾燥予防には霧吹きか専用炊飯器を

酵素玄米は保温熟成中にパリパリに乾燥してしまうことがありますが、乾燥を予防するためには、霧吹きで水分を与えるか専用炊飯器の利用がおすすめです。
1日1回、ごはん全体を混ぜるときに霧吹きをする手間が面倒ではないなら、自前でお米を保湿してあげることによって乾燥を防ぐことも可能。
しかし専用炊飯器であれば、保温熟成中の乾燥を防げるだけでなく、炊飯方法自体も乾燥を予防しやすいように工夫されています。
よりおいしく、簡単に酵素玄米を味わいたいという方は、専用炊飯器を使うことがおすすめです。

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