酵素玄米はお菓子作りにも活用できる万能食材です。
特におすすめなのは、和菓子への活用。
おはぎであれば余った酵素玄米を使ってすぐに作れ、さらに通常のおはぎよりも栄養価が高くなっています。
今回の記事では、基本となるおはぎとかぼちゃモンブランの作り方をご紹介します。
酵素玄米おはぎの作り方
それでは、酵素玄米での和菓子の作り方と、上手に作るためのコツをご紹介します。
基本の作り方
酵素玄米で作れる簡単なおはぎのレシピを確認していきましょう。
少ない材料で簡単に作れるレシピとなっているため、ごはんが余った際に、ぜひチャレンジしてみてください。
【材料】(1人分)
・酵素玄米ごはん 1人分
・小豆 16g
・砂糖 16g
・水 75g
・塩 少々
【作り方】
1.小豆を一晩水に浸しておく
2.一晩置いた小豆を茹でてお湯を切る
3.小豆を75gの水とともに弱火にかけ2~3時間煮る
4.鍋に砂糖を入れてさらに煮詰め、塩を入れる
5.4を丸める
6.5の周りにごはんを巻く
作り方のコツ1:4日目の酵素玄米ごはんが最適
ご紹介したレシピで和菓子を作る際には、4日目くらいの酵素玄米ごはんで作るといちばんおいしく仕上がります。
4日目のごはんであれば適度なモチモチ感が出てきていて、通常のおはぎのレシピで必要な「ごはんを潰す」という作業が必要なくなるため、時短ができ、おいしさもアップするためです。
作り方のコツ2:梅干しを入れると味が引き締まる
あんこを丸めるときに梅干しを中央に入れると、さらに味が引き締まりおいしくなります。
玄米と梅干しは最強の組み合わせと言われており、梅干しのクエン酸は玄米に含まれるビタミンB群や亜鉛の吸収を促してくれるといわれています。
酵素玄米おはぎの中央に梅干しを入れることは、味を引き締めておいしくする働きもありますが、玄米の栄養を余すことなく摂り入れるためにも、理にかなっているのです。
酵素玄米かぼちゃモンブランの作り方
それでは次に、酵素玄米で作るかぼちゃモンブランの作り方とコツをご紹介します。
基本の作り方
酵素玄米を使ったかぼちゃモンブランの作り方は、和菓子であるおはぎと大きく変わりません。
いずれも作り方は簡単なので、どなたでも簡単に作れるでしょう。
【材料】(1人分)
・かぼちゃ 100g
・酵素玄米 30g
・豆乳 15g
・自然塩 0.5g
・かぼちゃのたね 2つ
【作り方】
1.かぼちゃを蒸して皮をむく
2.かぼちゃと豆乳をフードプロセッサーに入れて撹拌
3.2を裏ごしして絞り出し袋に入れたら冷蔵庫に入れる
4.ごはんに塩を加えながら潰す
5.4を丸い型に入れたら上から3を絞り出す
6.お好みでかぼちゃのたねを添えて完成
作り方のコツ1:お好みでさつまいもや栗を使って
酵素玄米かぼちゃモンブランのレシピは、お好みにあわせてさつまいもや栗を使うこともできます。
モンブランと言えば、もともとは栗を使うもの。
秋の味覚として栗を使っても良いですし、糖度の高いさつまいもを使えば、さらに豊富に食物繊維を摂取できるようになるでしょう。
もちろんかぼちゃのほのかな甘味もおいしいですが、他のバリエーションもぜひ試してみてください。
酵素玄米で作る和菓子やその他スイーツ
玄米ではおはぎやモンブラン以外のさまざまなスイーツが作れますが、今回は「ういろう」の作り方をご紹介します。
酵素玄米で作る「ういろう」の作り方
酵素玄米では脂質の少ないヘルシーな和菓子である「ういろう」も簡単に作れます。
特にダイエットをしている方のスイーツとして最適なので、熟成させた玄米のモチモチとした食感を活かした「ういろう」をぜひご自宅でも作ってみてください。
【材料】(1人分)
・酵素玄米ごはん 25g
・乾燥あん粉 12g
・水 50ml
・粉ゼラチン 2.5g
・砂糖 大さじ3杯
・塩 少々
【作り方】
1.砂糖以外を容器に入れて混ぜ、レンジで2分30秒温める
2.1と砂糖をミキサーに入れて撹拌
3.ごはんが半分くらい潰れたらミキサーを止める
4.3を容器に入れて冷蔵庫で冷やして完成
作り方のコツ1:ごはんの潰し方は好みにあわせて
ミキサーでのごはんの潰し方は、お好みにあわせて調整してください。
口当たりのなめらかさを重視するならしっかりと撹拌した方が良いですが、お米の歯ごたえを感じたいという方は、撹拌せずにそのまま冷やしてしまっても構いません。
酵素玄米は和菓子づくりでも大活躍!
酵素玄米は和菓子づくりにも大活躍してくれる食材です。
今回の記事でご紹介したおはぎやういろう、かぼちゃモンブランなど、アイデア次第でさまざまなレシピにアレンジすることができます。
しかも、作り方はいずれも簡単。
短時間でおいしい和菓子をつくることができ、余ったごはんも無駄にすることがありません。
ヘルシーな和菓子が食べたくなったとき、ごはんが食べきれずに余ってしまったときにぜひ挑戦してみましょう。