酵素玄米は赤飯のような食感がとてもおいしいですが、少なからず「苦手だ」と感じる方もいるものです。
玄米を食べたいのに家族が苦手で食べてくれない…という方も少なくありませんが、実はちょっとした工夫を施すだけで抵抗なく食べてもらえることをご存知でしょうか?
今回の記事では、酵素玄米が苦手な家族がいる方に向けて、玄米をおいしく食べるためのコツをご紹介します。
家族は酵素玄米が苦手で食べてくれない?
「家族が酵素玄米を食べてくれない…」という理由で玄米食をやめようとしているなら、やめる前に次のようなポイントを確認してください。
炊飯方法を改善しましたか?
玄米をおいしく食べるためには、炊飯方法が非常に重要です。
炊飯がうまくできていないと、ボソボソとした食感になったり、水分過多でおかゆのようになってしまったりします。
正しい炊飯方法をマスターし、持っている炊飯器に適した炊き方に調整して炊飯しましょう。
洗米方法や浸水時間を確認しましたか?
洗米方法や浸水時間も重要なポイントです。
玄米はもともと外皮がついていることから水分を吸収しにくく、白米よりも長時間の浸水時間が必要です。
しかし、最初の水分を吸収しやすい性質も持つことから、洗米を手早く行わなければヌカ臭くなってしまうという面も。
酵素玄米が苦手だという方は、洗米方法と浸水時間を確認し直してみてください。
新しい玄米を使いましたか?
おいしい玄米ごはんを食べるためには、新しい玄米を使うことも大切です。
古い玄米使うと、お米のヌカ臭さが目立ってきてしまいます。
いつもの玄米ごはんがおいしくないと感じるなら、新しい玄米を使って炊飯してみると、ヌカ臭さがなくなって抵抗なく食べられるようになるかもしれません。
酵素玄米をおいしくする秘訣を3つご紹介
酵素玄米をおいしくするためには、次のような3つの秘訣があります。
炊飯器や水加減を改善しておいしく炊く
玄米専用の炊飯器にしたり、水加減を調整したりするとおいしく炊きあがるケースがあります。
特に、食感がボソボソしておいしくない、玄米が硬いと感じられている場合は、酵素玄米専用の炊飯器を使って、水加減を多くすることで改善される可能性が高いため、ぜひ試してみてください。
炊飯前のアレンジで食感を改善
炊飯前にアレンジをすることによって、モチモチ、ふっくらとした食感にすることができます。
玄米を炊く前に、ぜひ次のような食品を加えてみてください。
・亜麻仁油
・オリーブオイル
・ヨーグルト
・塩
・豆
オリーブオイルや亜麻仁油などのオイル類を加えると、ふっくらとした玄米に炊きあがります。
また、ひとつまみの塩を入れると玄米の中のカリウムが中和され、独特の苦味がなくなることで、クセがないごはんになるでしょう。
ヨーグルトはモチモチとした食感を高めるために効果的なだけでなく、玄米に含まれるGABAの含有量を増やしてくれるというおすすめのアレンジ食材です。
さらに、豆を入れるとほくほくとした食感が際立つようになり、玄米のボソボソ感が気にならなくなるでしょう。
アレンジ料理に使えばおいしさ倍増!
酵素玄米ごはんをつかってアレンジ料理を作ることも、ごはんをおいしくする方法のひとつです。
炊き込みご飯やどんぶり、カレーライス、チャーハン、お寿司など、ごはんのアレンジレシピは多彩。
ごはんに味付けをして具材を入れて調理をすれば、玄米の味や食感は気にならずおいしく食べられるようになるでしょう。
酵素玄米を続けるためのコツ
酵素玄米を毎日続けるためのコツをご紹介します。
・相性の良い食べ物と一緒に食べる
・1日1食だけ食べる
・白米を混ぜて炊く
・アレンジ料理を作る
・お弁当やおにぎりにして見た目を変える
酵素玄米ごはんと相性が良いのは、同じく発酵食品である納豆や味噌、漬物などです。
また、副菜や主催には煮物や干物、焼き魚などが合うでしょう。
それでも玄米が苦手だという方は、1日1食だけを玄米にしたり、白米を混ぜて炊いたり、丼やカレーライスなどのアレンジ料理にする方法がおすすめ。
お弁当やおにぎりにして見た目を変えても、新鮮な気分で食べることができます。
酵素玄米が苦手…やめる前においしく食べるコツを覚えて
酵素玄米が苦手な家族がいるという場合は、玄米食をやめる前に、おいしく食べるためのコツを覚えて試してみてください。
白米と同じように炊いていた方は、玄米の正しい炊飯方法を覚えて、さらに炊飯時の水加減や炊飯器にこだわってみたり、炊飯前のアレンジをしてみたりすることでおいしく炊ける可能性があります。
酵素玄米ごはんは本来、赤飯のようにモチモチとした食感がとてもおいしいごはんです。
おいしく炊けない、玄米が苦手だという方は、基本的な炊飯方法から見直してみてはいかがでしょうか。