「GI値」はダイエットや体脂肪の調整をするにあたって必ず意識したい数値です。
酵素玄米などGI値が低い食品であれば脂肪になりにくく、ダイエットに適した食品だと考えられます。
それでは、GI値とは一体どのような意味を持つ数値なのでしょうか。
ダイエット中の方、体脂肪をコントロールしたい方は、今回の記事を参考に食生活改善をはかってください。
脂肪になりにくい低GIとは?
「低GI」の概要と値の低い食品の特徴について解説します。
「GI」とは?
「GI」とは、食品を食べた後の血糖値の上昇度を指す数値のことです。
食品を食べると血液中に糖質が混じり、血糖値が上昇します。
そして、血糖値の上昇をコントロールするために、インスリンが分泌されますが、インスリンは使われなかった糖質を脂肪に変換するという働きを持つホルモン。
つまり、血糖値の上昇度が高ければインスリンが多く分泌されて、体内への脂肪蓄積が促進され、血糖値の上昇度が低ければ反対に脂肪の蓄積が抑えられるということです。
そのため、血糖値の上昇度を示すGIは、効率的にダイエットをするために欠かせない数値とされています。
低GI食品の特徴
低GI食品の特徴は、血糖値を緩やかに上昇させるということです。
血糖値の上昇が緩やかになれば、インスリンの分泌も抑えられ、結果的に脂肪が蓄積されにくくなります。
数値が低ければ低いほど血糖値の上昇が緩やかであるということを示し、言わば「太りにくい食品」であると言えます。
ダイエットには低GI値を意識
ダイエットをするなら、カロリーとともにGI値を意識することが効率的です。
前項でご紹介したように、GI値が低い食品は血糖値の上昇が緩やかで、脂肪を蓄積させるインスリンの分泌を抑えられることから、結果的に「太りにくい」ということになります。
対してカロリーとは、人間の体を活動させるために必要なエネルギーのことです。
カロリーは糖質・脂質・タンパク質の3大栄養素から摂取するものであり、不足すると体が動かなくなったり、集中力が低下してしまったりする原因となります。
そのため、ダイエット中でも体にとって必要なエネルギーは摂取しなければなりません。
そして、カロリーを摂取しながら効率的に痩せるためには、低GIの食品を活用して、なるべく脂肪を蓄積させないようにすることが効果的です。
低GI値の酵素玄米がダイエットに最適な理由
酵素玄米は低GI値であり、次のような理由でダイエットに最適です。
なぜ酵素玄米はダイエットに最適なのか?
酵素玄米がダイエットに最適な理由は次のとおりです。
・GI値が55と非常に低い
・糖質含有量が少ない
・栄養価が高い
・食物繊維が豊富で腸内環境改善に効果的
・咀嚼回数が多くなり、腹持ちが良い
・酵素が多く含まれている
酵素玄米のGI値は「55」であり、「88」の白米と比較すると圧倒的に血糖値の上昇が緩やかになることがわかります。
血糖値の上昇が緩やかになる上に、玄米にはビタミンB群、ミネラル、食物繊維など糖質以外の成分が多く含まれていることから、同じ量の白米を食べるよりも摂取する糖質量を抑えながら豊富な栄養を摂取することが可能です。
食物繊維は腸内環境改善に効果的で便秘改善・デトックス作用に優れていて、ダイエットのためには意識的に摂取したい物質であり、水分を吸収して膨れることで腹持ちの良さにも影響を与える物質です。
また、酵素が不足すると代謝が停滞するため、酵素が多く含まれることもダイエット効果のひとつだといえるでしょう。
酵素玄米のおすすめの食べ方とは?
酵素玄米で血糖値の上昇を抑えるためには、次のようなポイントを意識してください。
・低GI値の食品と組み合わせること
・GI値が低く糖質を含まない食品から食べること
血糖値を上昇させないためには、同じくGI値が低い食品と組み合わせることで最大限の効果を得られます。
野菜は全般的に血糖値が上がりにくく、また、酢を使った料理も血糖値の急激な上昇を抑えてくれると言われていることから、梅干しや酢の物などと一緒に食べることがおすすめです。
そして、食物繊維を先に食べると、その後に食べる食品による血糖値上昇が抑えられるため、まずは野菜から食べ始めると脂肪が蓄積されにくくなります。
酵素玄米を活用して低GIの食生活を
酵素玄米を活用すれば低GIの食生活が送れるようになり、結果的に太りにくい食生活を送れるようになるでしょう。
GI値は血糖値の上昇とインスリンの分泌に影響を与え、脂肪の蓄積されやすさへとつながります。
そのため、血糖値の上昇をなるべく抑えるための食べ合わせと食べ方を工夫することが必要となりますが、酵素玄米は血糖値の上昇が緩やかな食品であることからダイエットに最適です。
体重や体脂肪率をコントロールしたい方は、酵素玄米を毎日の生活に摂り入れてみてはいかがでしょうか。