玄米は健康や美容に良いとされていますが、実はうつ病の予防・改善にも効果的だと言われています。
なぜうつ状態の予防や改善に玄米がおすすめなのでしょうか?
うつ状態を予防・改善してくれる理由と、さらなる効果が期待できる酵素玄米についてご紹介していきます。
玄米食はうつ病にも効果が期待できる?
玄米食はうつ病の改善にも効果が期待できるとされています。
うつ状態が軽減されると言われている理由は次の3つです。
糖質摂取量が減らせるから
玄米を食べると白米より糖質摂取量を減らせることが、うつ病予防に効果的だとされる1つ目の理由です。
アメリカで行われた臨床研究によると、高GI値の食品を多く食べ、糖質摂取量が多い人ほどうつ病になるリスクが高いと報告されました[1]。
玄米は白米よりGI値が低く、豊富に含まれる食物繊維によって糖質の吸収を阻害する効果が期待できます。
同じ主食を食べるのであれば、低GI値で糖質吸収量が少ない玄米の方がうつ予防に効果的です。
イノシトールの働きで神経を正常に保てるから
玄米に含まれる「イノシトール」という栄養素は、うつ病の改善に効果があると報告されています。
イノシトールには脳神経の伝達を活性化させて、神経を正常に保つ働きがあり、うつ・パニック症状・広場恐怖症・強迫性障害の症状を軽減させるために有効です[2]。
イノシトールはヌカ層に含まれるビタミンなので、白米ではほとんど失われてしまい、玄米特有の効果だと言えます。
ビタミンB6で精神と脳波を安定させる
玄米にはビタミンB6が豊富で、精神と脳波を安定させるために役立ちます。
玄米のビタミンB6含有量は白米の約10倍です。
ビタミンB6が不足すると、うつ状態・錯乱・脳波異常・痙攣発作などが起こるとされており[3]、栄養不足からうつ状態になっている方にとって玄米食は理想的な主食でしょう。
酵素玄米はさらに栄養豊富でおすすめ!
玄米はうつ病の予防・改善に効果的だとされますが、玄米を発酵させた酵素玄米はさらに栄養価が高くおすすめです。
酵素玄米にすると玄米に含まれる栄養価がほぼすべて底上げされるだけでなく、さらにうつ状態改善に効果的な次のような作用が加わります。
セロトニン・GABA量を増やし精神を安定させる
酵素玄米を食べると、体内のセロトニンとGABAを増やすことができ精神の安定につながるとされます。
セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれる幸福感を抱かせるホルモンで、GABAは脳波に影響を与えリラックス作用を与えるアミノ酸です[4]。
酵素玄米には、セロトニンとGABAを生成するために必要なビタミンB群が多く含まれている上に、酵素玄米自体にもGABAが含有されています。
栄養価に優れた酵素玄米には、玄米よりも多くのビタミンB群・GABAが含まれており、うつ改善に効果が期待されます。
炊き方で変わる酵素玄米の味と期待できる効果
うつ病の予防・改善に効果があるとされる酵素玄米は、炊き方によって味や期待できる効果が変わります。
健康のため生活に取り入れる前に、まずはおいしく炊くためのコツを知っておきましょう。
・洗米1回目の水はすぐに捨ててから研ぐこと
・3~4日間は保温熟成させること
・専用炊飯器を使って炊くこと
玄米は最初に触れた水分を吸収しやすいので、洗米1回目の水はすぐに捨てるようにしましょう。
炊飯後は3~4日間の保温熟成をすることが、味と効果を高めるためのポイントです。
そして基本的なことですが、酵素玄米は専用炊飯器でなければ正しく炊けません。
白米用炊飯器では圧力や保温時の温度が低く、芯の残るごはんになったり、保温熟成中に腐敗してしまったりすることもあるためです。
酵素玄米は専用炊飯器で、洗米や保温熟成のルールを守りながら作ればおいしく効果的に作れます。
おすすめの専用炊飯器は?
おいしく健康効果の高い酵素玄米を作るなら、「Premium New 圧力名人」がおすすめです。
「Premium New 圧力名人」なら炊飯中にごはん全体を色づかせてくれるので、保温熟成がいらず手間がかかりません。
また、圧力鍋で作った酵素玄米がGI値74なのに対して、「Premium New 圧力名人」で作った酵素玄米はGI値25という結果が出ています。
高GI値の食品はうつ病リスクを増加させるので、低GI値の酵素玄米が作れる「Premium New 圧力名人」を使えば、さらに高い健康効果が期待できるはずです。
うつ病の予防・改善には酵素玄米を主食にして
うつ病の予防・改善に取り組むなら、主食を白米から酵素玄米に切り替えてみてください。
玄米は低GI値でイノシトールやビタミンB群を含むことから、うつ状態の予防・改善に効果的だとされますが、さらに効果的だと考えられるのが酵素玄米です。
ただし酵素玄米は炊き方によって味や効果が変わるので、「Premium New 圧力名人」などの効果を高められる専用炊飯器を用意して、正しい作り方で作りましょう。
[2]参照:JSTAGE:(PDF)米糠含有成分の機能性とその向上
[3]参照:JSTAGE:(PDF)(2)水溶性ビタミン