冷えは玄米食で解消できる?体を温めてくれる食生活&食材とは?
女性に多い冷え。
年間を通して「足先や手先が冷たくて困る・・・」「足先が冷たくて寝付けない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、冷え改善に効果的だとされる食品と、主食で冷えを改善できる酵素玄米の特徴や食べ方についてご紹介します。
食生活から体質を改善したいと考えられている方は、ぜひ参考にしてください。
冷え対策におすすめの食べ物・飲み物
冷えを改善したい方は、次のような食べ物や飲み物を日々の生活に取り入れて対策をしましょう。
発酵食品
発酵食品には体を温める作用があり、冷え対策に効果的だとされます。
体を温めてくれる理由は、発酵食品の中に含まれる酵素。
酵素は代謝を促してくれるため、エネルギー源となる栄養素をスムーズに代謝させ、体内で熱を産生してくれると考えられます。
発酵食品として代表的な食べ物は、納豆・味噌・漬物・醤油・甘酒・チーズ・ヨーグルト・キムチなど。
発酵食品を意識的に摂るようにすれば、食べた食品を代謝させた際の熱で体が温まるでしょう。
地面の下で育つ食べ物
地面の下で育つ食べ物には、体を温めてくれる作用があるとされています。
「根菜は体を温める」とよく言われますが、大根・人参・ごぼう・しょうがなどが体を温めてくれる根菜類の代表です。
根菜にはビタミンCやビタミンEなど、血流を改善する働きを持つ栄養素が豊富に含まれていることから、体を温めて冷えを解消してくれる効果が期待できます。
冷えにも効果が期待できる酵素玄米とは
冷え対策に効果が期待できる酵素玄米とは、玄米を保温熟成させた発酵食品のことです。
玄米にはパサパサとした特有の食感がありますが、酵素玄米は赤飯のようなもちもちとした軟らかな食感で、硬いごはんが苦手な方でもおいしく食べられることが特徴。
さらにほぼすべての栄養価が玄米よりも多くなる反面、血糖値の上昇を表すGI値は玄米よりも低くなるため主食としては類を見ないほど健康効果の高い食品です。
玄米より消化が良いため胃腸の調子が改善され、免疫力・代謝アップに効果的で、結果として冷え解消に効果的だとされています。
玄米を保温熟成させるだけで、より冷え改善と健康に良い主食が完成するのです。
酵素玄米の食べ方とおすすめおかずレシピ
それでは、酵素玄米の食べ方と、酵素玄米にあうおすすめのおかずレシピをご紹介します。
酵素玄米の食べ方
酵素玄米を作るためには専用炊飯器を用意してください。
一般的な白米用炊飯器では圧力が足りず芯の残るごはんになる上に、保温温度が低く、保温熟成中に腐敗してしまう恐れがあるためです。
専用炊飯器を用意したら、次のような手順で酵素玄米を作ります。
1.玄米3合に対して小豆大さじ2~3杯の小豆を加える
2.玄米と小豆を軽く洗米する
3.水気を切って塩ひとつまみと水を加える
4.泡立て器でよく混ぜる
5.6時間浸水させる
6.専用炊飯器の酵素玄米モードで炊飯する
一般的な炊飯器では炊飯後に3~4日間の保温熟成が必要となりますが、「Premium New 圧力名人など酵素玄米専用炊飯器では保温熟成が不要です。
炊飯中にお米全体を赤く色づかせることができるため、炊きあがり直後から手間なく、おいしい酵素玄米を食べられます。
酵素玄米にあうおすすめおかずレシピ
酵素玄米で作れる簡単なおやこそぼろ丼のレシピをご紹介します。
【材料】
・酵素玄米 1食分
・鶏ひき肉 100g
・しょうがのみじん切り 1かけ分
・酒 大さじ1
【卵そぼろ】
・卵 1個
・だし 20ml
・砂糖 小さじ1
・醤油 少々
【調味料】
・醤油 大さじ2
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ2
【作り方】
1.ひき肉と酒をフライパンに入れて加熱する
2.水100mlとしょうがを加えてさらに加熱する
3.調味料をすべて加えて煮詰める
4.卵そぼろの材料をすべてあわせてフライパンでそぼろを作る
5.茶碗に酵素玄米を盛り付けてからひき肉と卵そぼろを乗せて完成
もちもちとした酵素玄米を使うと、簡単な材料でもおいしい丼が完成します。
そのままの酵素玄米に飽きてしまったときは、丼やカレー、チャーハンなど味を変えてごはんを楽しみましょう。
冷えを解消するには主食を酵素玄米に切り替えて
食生活で冷えを改善していくためには、主食を酵素玄米に切り替えることをおすすめします。
冷え解消に効果的な食材は他にもありますが、主食であれば毎食欠かさず食べることができて効果を実感しやすくなるはずです。
主食を酵素玄米にし、酵素玄米以外の発酵食品や根菜を取り入れた食生活を意識すれば、取り入れた食べ物が少しずつ体を温める作用を発揮してくれるでしょう。
女性に多いつらい冷えを改善していくには、食事をはじめ、日々の生活習慣を見直していくことから始めてみてください。