酵素玄米の電子レンジ解凍はNG!その理由とおすすめ解凍法3選
一度の炊飯で大量に作りがちな酵素玄米。
冷凍しておけば長期保存もできて、解凍するだけで食べられるので便利ですが、実は電子レンジ解凍が推奨されていないことをご存知でしょうか?
今回の記事では、なぜ電子レンジ解凍が推奨されていないのか理由を解説するとともに、おすすめの解凍方法を3つご紹介していきます。
酵素玄米の解凍に電子レンジが推奨されない理由
酵素玄米で電子レンジ解凍がおすすめされない理由は、酵素が破壊される可能性があるためです。
酵素玄米には、保温熟成により発生した酵素が豊富に含まれると言われますが、電子レンジが加熱の際に発するマイクロ波は、酵素の分子を破壊してしまうことがあるとされています。
酵素は体内で代謝酵素・消化酵素などとして働き、体の機能をサポートするための重要な物質です。
せっかく保温熟成させて増やした酵素を減らしてしまわないよう、電子レンジで解凍することは避けるようにしてください。
酵素玄米の主な解凍方法
それでは、電子レンジ以外で解凍するための主な方法を見ていきましょう。
湯煎にかける
酵素玄米を手早く解凍するには、湯煎にかける方法がおすすめです。
1.鍋に水を入れる
2.冷凍したままの袋に入ったごはんを入れる
3.水を加熱して沸騰させる
4.そのまま6分くらい沸騰状態を続ける
湯煎にかけると沸騰するまでの時間に加え、6分ほどでごはんがやわらかくなるので、比較的短時間で解凍できます。
炊飯器の中に入れて保温する
次にご紹介するのは、炊飯器の中に入れ保温して解凍する方法。
炊きあがってからずっと保温し続けても栄養素は失われることなく、むしろ増えていくと言われているので、含有されている酵素や栄養素を壊さないためには安全性の高い方法です。
1.食べる2~3時間前にごはんを冷凍庫から出す
2.保温状態にした炊飯器の中にそのまま入れる
炊飯器の中に入れて解凍する方法は、少し時間がかかりますが、炊飯器の中に放置しておくだけで良いので手軽です。
加熱により栄養素や酵素が失われることが不安な方は、炊飯器での解凍をおすすめします。
蒸し器で蒸す
酵素玄米は次のように、蒸し器で蒸して解凍することもできます。
1.解凍時に使ったラップや袋を無理のない程度にはがす
2.蒸し器に2cmほど水を入れてクッキングシートを敷く
3.蒸し器を火にかけ水が沸騰したらごはんを置く
4.蓋をしたまま15分間加熱する
もし15分間加熱してもまだ冷たいようなら、様子を見ながら2~3分程度さらに加熱しましょう。
酵素玄米は保温して食べきるのがおすすめ
酵素玄米は電子レンジ以外で解凍することもできますが、いちばん良いのは保温したまま食べきることです。
玄米は炊飯器内での保温熟成が進むほど、栄養価が高くなり、もちもちとしたおいしさがアップすると言われています。
そのため、いちばんおいしくなるのは、炊飯してから3~4日間にわたる保温熟成をした後です。
酵素玄米を保温し続けると腐敗するのではないかと不安になる方もいるかもしれませんが、玄米の保温温度は72~74℃で、ほとんどの腐敗菌を除去できる温度設定になっています。
そのため、保温し続けてもごはんが腐ってしまうことはありません。
ただし、清潔でないしゃもじや箸を入れたり、炊飯器の蓋を開けたままにしたりすると腐敗してしまうこともあるので、清潔を保つための注意は必要です。
以上のように、酵素玄米は炊飯器の中で保温し続けても腐敗する可能性は低く、栄養価やおいしさが高まっていきます。
そのため冷凍せず、保温して食べきるのがいちばんおすすめの食べ方です。
Premium New 圧力名人なら二週間保温可能
酵素玄米は保温したまま食べきるのがおすすめですが、Premium New 圧力名人なら2週間にわたり保温可能です。
他の炊飯器でごはんを保温し続けると、べったりと軟らかくなってしまったり、乾燥してパサパサになってしまったりすることもありますが、Premium New 圧力名人は特殊な3層構造のパッキンを採用しているので内釜の中を最適な状態に保ちます。
2週間にわたり保温し続けたごはんでも、「おいしい」と感じられる水分量90%を維持してくれるので、冷凍保存をする必要はありません。
酵素玄米は一般的なごはんと違い、保温される時間が長いごはんです。
「保温したままでもいかにおいしさがキープできるか」ということが課題になるので、栄養価が高いとともにおいしい酵素玄米を作るなら、Premium New 圧力名人をおすすめします。
酵素玄米の解凍は電子レンジ以外の加熱方法で
冷凍保存した酵素玄米の解凍は電子レンジ以外の方法で行いましょう。
電子レンジで加熱すると、照射されるマイクロ波により、保温熟成により増えたせっかくの酵素を消失させてしまう恐れがあります。
そのため、湯煎・保温・蒸しなど電子レンジ以外の解凍方法が適していますが、いちばんおすすめなのは炊飯器で保温したまま食べきることです。
酵素玄米は保温し続けることで、栄養価が高まり、もちもちとしたおいしさもアップ。
冷凍保存をするための手間も省けるので、保温したまま食べ切れるようにしてみましょう。