炭を入れた炊飯でごはんがおいしくなる4つの理由!炊飯方法も解説
「炭を入れて炊飯するとごはんがおいしくなる」という話は、誰もが知っているといって良いほど有名なことです。
しかし、なぜ炭を入れてごはんを炊くとおいしくなるのでしょうか?
今回の記事では、炭でごはんがおいしく炊きあがる理由と、備長炭を使っておいしいごはんを炊くための方法をご紹介します。
炊飯器に炭を入れると美味しく炊きあがる理由
炊飯器に炭を入れるとごはんがおいしくなる理由は、次のように炭が余分なものを吸着したり、米の成分を変えてくれたりするためです。
炊飯時に炭が不純物やニオイを吸着してくれるから
炊飯器に炭を入れると、水道水や米に含まれる不純物やニオイを吸着してくれます。
水道水には残留塩素やカルキなどが含まれますが、炭は表面の微細な孔の中に不純物を取り込んで吸着してくれるため、炊飯時に使うと雑味や異臭の元となる成分を取り除いてくれるのです。
古米のニオイも吸着してくれるので、お米が本来持つ味とニオイを引き立たせることから、おいしい炊きあがりを実現させます。
炭が水のPhレベルを調整してくれるから
炭が水の不純物を吸着すると、水のPhレベルが炊飯に最も適した状態になります。
ごはんは水のPhレベルによって炊きあがりの食感が変わり、レベルが低すぎるとパサパサとした硬い食感に、高すぎるとべったりとした軟らかすぎる食感に・・・。
しかし炭を入れた水はふっくらとしたおいしいごはんを炊くために必要な「Ph8~9」に変化します。
不純物が少なくPhレベルが最適になった水は、まさに炊飯のための水と言っても過言ではありません。
炭に含まれるミネラルで米のうまみが増すから
炊飯器に炭を入れるとおいしく炊けるのは、炭の持つミネラルがお米のうまみを引き出すことも理由のひとつ。
炭に含まれるカリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルが、お米の柔らかさとうまみを引き出してくれるためおいしい炊きあがりになります。
炭の抗酸化作用がごはんの劣化を防ぐから
炭の中には「フラーレン」という抗酸化物質があり、ごはんの劣化を防ぐ作用も持ちます。
フラーレンはビタミンCやEよりも強い抗酸化力を持ち、炊きあがった後のごはんが黄ばんだり、パサパサとした食感になってしまったりすることを防いでくれる物質です。
フラーレンによる抗酸化作用は、冷やごはんのおいしさもキープしてくれます。
備長炭でご飯を美味しく炊く方法
それでは、備長炭でごはんをおいしく炊くための方法を見ていきましょう。
1.たわしを使って備長炭を流水で洗浄する
2.沸騰させたお湯で5~10分間煮沸消毒をする
3.水に炭を一晩漬け込む
4.炊飯器に炭に漬け込んだ水とお米を入れる
5.お米の上に炭を乗せて炊く
ごはんをおいしく炊くための方法は上記のとおりですが、使う炭は800°以上で焼いた炭を使うようにしてください。
低温で焼いた炭では十分に水を綺麗にできず、ごはんをおいしくする効果が現れない可能性もあります。
炭を入れた水を準備できたら、あとは通常通りに炊くだけです。
酵素玄米を炭の釜で炊き上げるおすすめ炊飯器
酵素玄米専用炊飯器の中には、炭の釜で炊き上げる「Premium New 圧力名人」もあります。
備長炭を活用する炊飯方法は手間と時間がかかり、毎日の炊飯で実践しようとすると面倒になってしまうこともあるでしょう。
「Premium New 圧力名人」は内釜を炭でコーティングしてあるため、備長炭を使わなくても常に雑味のないおいしい酵素玄米を炊き上げられる炊飯器です。
また、2週間もの間保温し続けてもごはんの水分量はほとんど減少せず、いつまでもふっくらとしたおいしいごはんを味わえることも特徴のひとつ。
もちろん酵素玄米だけでなく、白米やおかゆ、炊き込みご飯に加え、甘酒やヨーグルト、煮物なども作れる機能性の高さを備えています。
炭の力でおいしいごはんを炊き上げたいと考えているなら、炭を準備する手間のかからない「Premium New 圧力名人」がおすすめです。
炊飯に炭を使えば毎日のごはんがさらにおいしく!
炊飯の際に炭を一緒に入れると、お米が持つ本来のおいしさが引き出されて、毎日のごはんがさらにおいしくなります。
水道水やお米の持つ雑味やニオイが取り除かれた純粋なごはんには、今までに食べたことがないくらいのうまみを感じられるはずです。
ただし、備長炭を使ってごはんを炊く方法は手間と時間がかかり、毎日実践しようとすると大変であることも事実。
内釜を炭でコーティングしている「Premium New 圧力名人」なら、ただ炊飯器で炊くだけで炭を入れたごはんのおいしさが堪能できます。